こんにちは、shoです。
皆さん、家具の耐震グッツはつけていればよいと思っていませんか?
重量や高さ(特に大型冷蔵庫、ワインセラーなどの大型型家電)によって使えないものがあります。
その問題、私のお気に入り「不動王ホールド」が解決できます。
耐震グッツの資料をよく読むと対応する重量や高さが決められており、使えないことがあります。
最近では、昨今の地震での実績や耐震データに基づいて仕様が示されるようになってきたのでデータに基づく選択ができるようになりました。
結論から言うと、タイトルにある大型冷蔵庫は耐震グッツを選びます。
今回は、我が家での実際の置き換えの際に調べたデータをもとに解説したいと思います。
ベネフィット
1.震度や重量を想定した設計で安心
今までの耐震グッツはそもそも、震度や重量を想定して作っておらず、ついていれば安心というスタンスで売っていました。
極端に言えば、「突っ張り棒1本で大型冷蔵庫が固定できます」と小指で自動車止められますレベルの理屈になっていたわけです。
昨今の地震を受けて進化してきたということですね。
2.実験データの裏付けがあり信用できる
仕様に基づく設計をしたのなら検証・評価されることは自明です。
再現波を使っての評価を行い、その様子も見れます。
3.避難通路等、どうしても外せない経路の確保ができる
上記の2つのベネフィットを受け、日本の住宅事情ではどうしても解決できない配置・動線の問題を解決することができます。
要は要所に信頼性の高い耐震グッツを設置することで安全なラインを確保するという作戦です。
メリット
1.壁から剥がせるため賃貸物件でも付けられる
釘など打たずに設置できるのがメリットです。
我が家の最大のメリット、賃貸物件の原状回復に考慮してくれていることです。
メーカーさん。ありがとう。
2.目立ちにくい
つけてみて気づいたことですが、奥まったところに設置するのと本体が白いため、目立ちにくいです。
「ザ・防!災!対!策!」といった家にならずに済みます。
3.本体自体はとても軽い。
本体自体はとても軽く、奥まった設置場所であってもつま先立ちで腕を伸ばせば楽に設置できるレベルです。
業務用の道具は重いイメージがありますが、そのあたりは気を使ってくれているようです。
4.壁まで9cm未満なら設置可能
壁ペタでなくても設置できるのは大きなメリットです。
最近の家電は熱が籠るのでなるべく開けるように引っ越し業者さんもマージンを取って設置をしてくださるので、計ってみると結構壁から間が空いています。
私が買ったときも、「壁まで9cm未満で平らな壁があること。」だけは計って確認しました。
5.コンパクトなサイズ感
数値から想像するほど、大きくないです。
業務用メーカーさんはよくサイズを考えないことがありますが、賃貸物件を考えて作ってくれていると感謝しています。
デメリット
1.耐用年数がある(8年)
材料の劣化があるため、耐用年数は短めです。
しかし、8年もたてば冷蔵庫も買い替え時期に入るので、保護対象が変われば自ずと耐震グッツも変えますよね。
買い替えに合わせて交換すればよい。と考え我が家ではさほどデメリット思いませんでした。
むしろ、買い替え時期を教えてくれてありがとうという感じです。
2.設置方法の説明がわかりにくい
メーカの説明がはっきり言って分かりにくいです。業務用メーカーらしいといったところでしょうか。
位置のあたりをつけるために余計な手順があるので、妙に複雑に見えますが、一回つけてしまえば実際1分以内につけられます。
取り付けのコツは、取り付け手順を要約しましょう。
要は後ろの壁からの位置と対象からの位置のあたりをつけるために、手順が複雑になっているのであらかじめテープをはがして設置状態にしたままくっつければ、一度頭に入れてしまえば1分かかりません。
3.設置条件がわかりにくい。
業務用メーカーあるあるですが、材料なの条件が細かくてわかりにくい。
そもそも、剥がせるという仕様は明らかに賃貸物件をターゲットにしているので、壁材も見る限り普通の賃貸物件なら問題ありません。
素直にそう書いてくれればよいものを。
特徴
お勧めする商品は、ずばり、こちらです。
不二ラテックスという業務用緩衝器のメーカーが作っており、もともと強かったゴムの加工技術・材料開発を生かした技術的にも優れた逸品です。
従来の固定することを目的とした耐震グッツと違い、吸収を目的とした新しい発想。
特徴をリストすると
- 業務用緩衝器のメーカーなので耐震の実験データ・考え方が信用できる
- 日本のゴムの材料・加工メーカなので、日本の賃貸事情(原状回復)に対応している
- 300kgまでの重量に対応しているため、大型冷蔵庫600L(110kg)でも楽々対応。
- 215cmまで実証済みなので、背の高い冷蔵庫・セラーでも対応可能。
例えば、軽い食器棚程度なら突っ張り棒タイプの耐震グッツでも耐えられる設計になっていますが、大型冷蔵庫、ワインセラーとなると無理です。
なぜなら、ワイン1本あたり約1.3kgとして100本入りとなると、130kg、本体100kgを合わせると230kgにもなり、この重量に対応できる耐震グッツが必要です。
まとめ
メリット、デメリットを一覧でまとめると以下になります。
メリット | デメリット |
壁から剥がせるため賃貸物件でも付けられる | 耐用年数がある(8年) |
目立ちにくい | 設置方法の説明がわかりにくい |
本体自体はとても軽い。 | 設置条件がわかりにくい。 |
壁まで9cm未満なら設置可能 | |
コンパクトなサイズ感 |
本文の通りデメリットらしいデメリットも特にないですね。。。
最近の買い物としては結構気に入ってます。
それでは。
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