家庭の保険(続編)

家庭 保険 親族 ブロック 対処 対策 【家庭の経済】

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こんにちは、shoです。

先日、見直した保険記事ですが、予想通り親族ブロックが来ました。

ブロックは
「今は保険が悪化しており、解約するとこれと同条件の保険は入れない」

というもの、同じブロックを受けて困っている方はいらっしゃいませんか?

解決策は

  • 数値やデータで客観的に理解してもらう。
  • 直接会話するよりも、こういったブログや資料で見てもらう。」

です。

理由は

  • 数値やデータは客観性があるため、曲解したり感情を入れる余地が少ない
  • 直接会話すると教えてもらっている感がでて、理解しても賛同しづらい。
    資料は自分で理解したように感じるため比較的納得しやすい。

です。

それでは、さっそく解説していきましょう。

現状分析

まず、ブロックが入ったのは、やっかいな貯蓄型生命保険です。

補償内容を簡単にまとめると

  • 60歳までは災害2000万、それ以外1000万
  • 60歳~80歳までは、災害1000万、それ以外300万
  • 80歳からは一律300万

です。

300万というのは葬儀代と推定(インフレ考慮されている?)し、この金額以上を得られることをクライテリアとしたいと思います。

参考に、何の条件が悪化したのか具体的に分からないので聞きましたが、

兎に角、「悪化」してるかも。。。。ということです。

自分で情報を調べていない典型例ですね。会話にならないので、使用条件に合うかの観点で確認します。

本当にそうか確認してみましょう。3ステージに分けて対策を分析していきます。

60歳までは(災害2000万、それ以外1000万)

一応、保険として機能している部類に入る期間ですね。(高いけど、掛け捨てなら2000円程度)

しかし、この時期には他にも「保険」と「それに類するもの」に加入していますよね。

例えば

  • 国民年金 遺族年金で諸々条件により金額が変わるが年額100万程度
    →いずれは3年でクライテリア達成だが、もらえる時期が合わない。
  • 私的年金 かけた金額による。160万程度。
    まだ、足りないが貯蓄を足せばクライテリア達成
  • 解約払戻金 運用しておけば、年利5%で運用できると仮定して300万強。
    →50代後半でクライテリア達成だが、時期が合わない。

です。

意外に知らない人が多いですが、国民年金、私的年金はなくなった場合どちらもお金が返ってきます。

そのため、貯蓄、私的年金、年金からの一時金でクライテリアは達成できます。

国民年金、割戻金の投資は時間がかかりますので、これらを外したとしても私的年金でカバーできます。

結論:クライテリア達成。

としたいと思います。

60歳~70歳(災害1000万、それ以外300万)

この段階では私的年金が受け取りのフェーズに入るため、私的年金の保証が減りますが基本同じです。

  • 国民年金 諸々も条件により金額が変わるが年額100万程度
    →いずれは3年でクライテリア達成だが、もらえる時期が合わない。
  • 私的年金 かけた金額による。最低でも300万は達成できる。
    クライテリア達成。
  • 解約払戻金 運用しておけば、年利5%で運用できると仮定して60歳時点で、300万強
    →クライテリア達成。

私的年金でカバーできますね。解約割戻金の運用も育ってきてます

結論:クライテリア達成。

70歳~80歳

この時点で私的年金を受け取り終わったと仮定して外します。(ワーストケースとして想定)

  • 国民年金 諸々も条件により金額が変わるが年額100万程度
    →3年でクライテリア達成
  • 解約払戻金 運用しておけば、年利5%で運用できると仮定して70歳時点で、600万強
    クライテリア楽々達成。70歳時点で600万に到達 (同条件とすべく60歳払い込み完了のため60歳以降は利息のみで計算。)

このステージでは、解約割戻金の投資が支えてくれます。

600万に到達しているのと、15年の投資期間を超えてくるためリターンが安定してきます

結論:クライテリア達成。

80歳以降

まだまだ、保険は下りてきません。(笑)もう忘れていそう。。。

  • 国民年金 諸々も条件により金額が変わるが年額100万程度
  • 解約払戻金 運用しておけば、年利5%で運用できると仮定して
    80歳時点で1000万に到達 (同条件とすべく60歳払い込み完了のため60歳以降は利息のみで計算。)

もう、増える一方でコメントの余地ありません。

結論:クライテリア達成。

まとめ

どのステージにおいても代替手段がカバーしてくれるのでクライテリア達成可能

以下のように表にまとめてみました。 総括すると

  • 国民年金
    メリット:安定した金額が日本円でもらえるのがポイント。
    投資と組み合わせると心強い

    デメリット:年金受給までは時期が合わない
  • 私的年金
    メリット:年金としての役割と並行して生命保険(300万程度)の役割を担う。
      年金受給まで、投資の成長までをカバーしてくれる
    デメリット:年金受給までは時期が合わない
  • 解約割戻金運用:
    メリット:成長させることで私的年金の終了をカバーできる存在になる。
    デメリット:運用安定まで時間がかかり、運用の波はあるので、
          国民年金と組み合わせて安定させる。
            

となり、うまく全年齢をカバーできる構図になったと思います。

年齢/対策国民年金私的年金解約割戻金
運用
コメント
60歳までX
遺族年金は時期が合わない。

クライテリアは達成。

生命保険としては生保に軍配。

投資中でリターンが安定しない可能性あり。
元手が小さいので成長するまで待つ必要あり。
運用は成長待ち
60~70歳X
遺族年金は時期が合わない。

クライテリアは達成。

生命保険としては生保に軍配。

15年経過しリターンが安定してくる。
元手も大きくなり成長中。
運用の効果が見えてくる
70~80歳
遺族年金として安定してカバー。

生命保険相当分以上にカバー
運用の成果
80~
遺族年金として安定してカバー。

生命保険相当分以上にカバー
コメントすることなし。

今回の分析で分かったこと

生活費など、他のファクターを入れずに保険の代替えが可能かの観点だけで考えることにより

  • 数値で単純に理解できる結果が得られた(説明もできたと自負)。
  • 金額だけで計算できたので感情の入る余地が少なくできた。

が得られたことが、気づきです。 正直ここまでわかりやすく。簡単にできるとは私も思ていませんでした。

シンプルな分析により納得感もあるのではないかと思います。

逆を返せば、これだけ単純な分析ができるのならば、

  • 見当もせず不安を連呼している時間を検討に充てれば不安は消える。
  • 対策にならない対策をとっているという内心思っている疑問に決着をつけられる。
  • 気を紛らわせているのでは?という漠然とした不安に向き合える。

ということになりそうですね。

それでは。

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