防災セットを自分で揃えようとして挫折した話【実体験と反省点まとめ】

床に散らばったままの防災グッズと詰めかけのリュック セット

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「防災グッズ、そろそろ揃えなきゃ」と思いながら、何年も後回しにしていました。

去年の秋、ようやく重い腰を上げて自作に挑戦しました。結論から言うと、途中で挫折しました。

挫折した理由・気づいたこと・最終的にどう解決したかを、そのまま書きます。同じように後回しにしている方の参考になれば。


目次

  1. きっかけ:地震のニュースを見て焦った
  2. 「自作の方が安いはず」と思って調べ始めた
  3. 品目リストアップで早くも詰まった
  4. 価格調査が思ったより大変だった
  5. 注文してみてわかった誤算
  6. 「詰める作業」で止まった
  7. 結局どうしたか
  8. 自作を続けるべき人・やめた方がいい人

きっかけ:地震のニュースを見て焦った

テレビで大きな地震のニュースを見るたびに、「うちは何もないな」と思っていました。

防災グッズを揃えようと思ったのは、一度や二度ではありません。思うたびに忘れ、思い出してはまた忘れる、の繰り返しでした。

去年、比較的近い地域で震度5強の地震があったのが直接のきっかけです。幸い被害はありませんでしたが、「次は本当にヤバいかもしれない」という気持ちが初めてリアルになりました。


「自作の方が安いはず」と思って調べ始めた

最初に考えたのは「防災セットを買う」ではなく「自分で揃えた方が安いんじゃないか」でした。

既製品のセットをいくつか見てみると、1万円台〜3万円台の幅がありました。「この値段を出せば中身が大したことないのに買わされそう」という感覚があって、自作を選ぼうとしたのです。

振り返ると、この判断が間違いの始まりでした。


品目リストアップで早くも詰まった

まずネットで「防災グッズ 必要なもの」を検索して品目リストを集めました。出てくるリストはだいたい50〜100項目以上あって、最初から途方に暮れました。

問題は「全部必要なのか、絞っていいのか」がわからないことです。

  • 非常食は何日分?
  • 水は飲料水だけで足りるのか、生活用水も必要か?
  • 簡易トイレは何回分入れればいい?
  • 子どものいない家庭には不要な品目は?

こういった判断を自分でしなければなりません。防災の専門知識がないので、「これを省いて大丈夫か」という判断に自信が持てませんでした。

結局2〜3時間かけてリストを絞り込んだのですが、「本当にこれで大丈夫か」という不安は最後まで消えませんでした。


価格調査が思ったより大変だった

品目が決まったら次は価格調査です。

Amazonで1品ずつ検索していくと、同じ「ヘッドライト」でも500円のものから3,000円のものまで幅があります。「安いのを買えばいい」と思いながら、レビューを見ると「電池の持ちが悪い」「防水じゃなかった」などのコメントが目につきます。

「防災用なんだから、いざというときに使えないものを買っても意味がない」と思って、品質を確認しながら選ぼうとすると、1品目に10〜15分かかります。40品目以上あると、それだけで数時間です。

途中から「これ、時間の使い方としておかしいな」と感じ始めました。


注文してみてわかった誤算

ある程度品目と商品が決まって、注文を始めました。ここで気づいたのが送料の問題です。

Amazonは商品によって送料無料ラインが異なり、「あと◯円で送料無料」にするために余計なものを買う羽目になりました。またAmazonにない商品はホームセンターや別のショップへ、という流れで結局5〜6か所に分散しました。

さらに、注文した商品が「在庫なし」だったり「取り寄せで2週間待ち」だったりするケースが2〜3件出てきました。

「全部まとめて一気に揃える」のは、現実には難しいのだとこのとき理解しました。


「詰める作業」で止まった

数週間かけて商品が一通り届きました。が、ここで想定外の壁にぶつかりました。「リュックに詰める」作業が残っていたのです。

  • どのリュックに入れるか(既存のリュックに入れようとしたら重量オーバーで肩が痛い)
  • 重いものを下に・軽いものを上に、取り出しやすく整理する
  • 全部入れると重くて持てない(約13kgになってしまった)

リュックを別途買い直す必要が出てきて、また調査・注文・待ち時間が発生しました。この段階で「もういいか」という気持ちになり、作業が止まりました。


結局どうしたか

止まったまま2か月ほど経ったとき、知人に「既製品にすればよかったんじゃ」と言われました。

改めて既製品を調べ直したところ、消防士・防災士が品目を選定した「あかまる防災かばん」が目に入りました。44アイテム・器具類10年保証・キャリー(カート)一体型で、価格は19,800円(送料無料、2026年5月時点)。

自分で揃えようとして調べた品目の試算では、製品代だけで22,000〜38,000円程度になっていました(参考試算値)。送料と買い直したリュック代を足すと、費用面でもほとんど差がありませんでした。

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注文から数日で届き、すでに整理された状態で一式入っていました。「詰める作業」は不要で、届いた日に玄関に置いて完了しました。

2か月以上悩んだ結果がこれだったのか、という気持ちはありましたが、「完成した防災袋が玄関にある」という状態になったことで、ようやく一区切りつきました。


自作を続けるべき人・やめた方がいい人

自分の体験から正直にまとめると、以下のようになります。

自作が向いている人

  • 品目を自分の判断で細かくコントロールしたい
  • 調べる・比較する作業自体が苦にならない
  • 時間に余裕があり、数週間かけてもいいと思える
  • アウトドア・防災に詳しく、品質の良し悪しを自分で判断できる

既製品の方が合っている人

  • とにかく早く揃えたい
  • 品目の見落とし・判断ミスのリスクを減らしたい
  • 複数店舗への注文・管理が面倒に感じる
  • 高齢の親・子どもへのプレゼントとして贈りたい
  • 「完成した状態で届く」ことに価値を感じる

筆者は明らかに後者でした。自分の性格・生活スタイルをわかって選べば、どちらも正解になります。


まとめ

「自分で揃えた方が安い・自由度が高い」という最初の思い込みが、2か月の停滞を生みました。

防災グッズで一番避けるべき状態は「揃えるつもりだったけど、まだ何もない」です。自作でも既製品でも、どちらでも構いません。大事なのは「完成した状態で手元にある」ことです。

もし今「自作で揃えようとして止まっている」なら、既製品に切り替えることを真剣に検討してみてください。費用面でも、大きな差にならないケースが多いです。

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