避難所での食事で一番困るのは、子供がご飯を食べてくれないことです。
炊き出しのご飯やアルファ米が出ても、白いご飯だけでは食べない子供はたくさんいます。そこに鮭フレークをひとさじ乗せるだけで、食べ始める。これは実際に経験した親御さんなら実感があると思います。
鮭フレークは日常でも非常時でも同じように使える、典型的なフェーズフリーの食材です。
鮭フレークが防災備蓄に向いている理由
鮭フレークの最大の強みは子供が食べてくれることです。
防災備蓄の食材は、いくら栄養価が高くても食べてもらえなければ意味がない。鮭フレークはご飯のお供として日常から食べ慣れているので、避難所でも受け入れてもらいやすい。
使い方が簡単です。ご飯に乗せる、混ぜる、おにぎりの具にする。それだけで主菜として成立します。缶詰・瓶詰めは常温で長期保存でき、開けてすぐ使えます。
タンパク質と脂質を一緒に摂れるのも利点です。サバ缶と並んで、乾物だけでは補いにくいタンパク質を手軽に追加できる食材です。
瓶詰め・缶詰・レトルトの選び方
備蓄として選ぶなら缶詰かレトルトパウチが向いています。
瓶詰めは品質が高く風味が良いのですが、重くて割れるリスクがあります。避難袋に入れる用途には向きません。日常使いと日常備蓄(棚備蓄)向きです。
缶詰は軽くて丈夫。プルトップタイプなら道具不要で開けられます。レトルトパウチはさらに軽くてかさばらない。避難袋の中身として選ぶならレトルトパウチが最適です。
棚備蓄には瓶詰め・缶詰、避難袋にはレトルトパウチと使い分けるのが現実的です。
産地で選ぶ鮭フレーク
▼北海道産:鮭といえば北海道。脂の乗りが良く、風味が強い。日常のご飯のお供として毎日でも食べられます。定期便があるのでローリングストックに便利。
▼三陸産:東日本の鮭漁の中心地。旨味が強く、おにぎりの具として特に合います。
▼新潟産:村上の鮭は日本三大鮭のひとつとして知られています。塩引き鮭の文化がある産地で、風味が独特。試してみる価値があります。
まとめ
鮭フレークは「子供が食べる備蓄食」として、甘納豆・ほしいも・羊羹と並ぶ重要な食材です。
違いは主食のお供になることです。甘納豆や羊羹はおやつ系ですが、鮭フレークはご飯と組み合わせることで食事として完結します。アルファ米・フリーズドライ味噌汁・鮭フレークの組み合わせは、避難所での食事として現実的なセットになります。
北海道産から試してみてください。日常のご飯のお供として使いながら、自然に備蓄が回ります。

